いま、感慨深い気持ちでいっぱいです。
なぜならクリスマスに企画していたイベントが無事に終了したから。失敗もありましたが、お互いにフォローし合うことができて、いいイベントとなりました。
や、いいイベント内容かどうだったか、それは本当のところは来場された皆さんが決めること。
でも少なくとも主宰した側は、全力を出し切った、参加した方々、ほとんどが笑顔だった、という事実だけを判断して、いいイベントだったなあ、と感じているのです。もうね、イベントを始めるまでは「なんでこんなことすると決めたの〜」という気持ちになることもありました。
でも現金なものです。
終わってしまえば、「やって良かった」になるんですもの。わたし的には反省点もあるんですよ? でもみんなでひとつのイベントをこなすなんて機会、そうそうない。だから貴重な機会をいただいたなあ、という気持ちに切り替わってるところを自分で顧みて、本当に現金だなあ、と苦笑しているところです。
わたしは、どちらかといえば、一人で動くタイプです。
一人で掴める真理や信念があります。でも今日に至るまでの出来事を通して実感しました。一人では掴めない理屈もあるんだな、と。漫画や小説でよく見かける論調ではあるんですが、一人では掴めない充実感も確かにある。自分なりに頑張って、認められなくてもいいやと思っていたのに、頑張ってくれてありがとう、と言われた時に芽生える気持ちがある。そう感じたのですよ。
こういう気持ち、小説で描写するならどういう展開が必要かしら。
帰宅途中、久しぶりに飲んだビールによる酔いに浮き足立ちながらも、考えていました。小説で、こういう気持ちを描写するなら、読者さんに実感させるなら、どういう積み重ねが必要? 具体的にあれこれ考えていたのですけれど、酔いが少々醒めた今は、その思考が消えてしまっています。
勿体無い!
ともあれ、今日はとても実り多い一日となりました。明日から、またいつもの自分、いつもの生活に戻ります。一人でいるから、またネガティヴに流れるかもしれません。
でも今日感じた事実を無かったことにはできない。
だから完全にネガティヴだけに流れないんだろうなあ、という予感に、頼もしさを抱いているのでした。
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